これまでにも地道な植樹活動(ライフサイクル活動)を行っており、
今回が4回目の植樹活動となるのです。(当初の活動内容)
■初めてこのライフサイクル活動を実施し、早6年が経過しました。
当初、一ツ葉海岸に植林した松はもう背丈以上に育っています。
ライフサイクル活動は平成11年から森林ボランティアとしスタートさせ、
「一ツ葉海岸の白砂青松を保つため」植林や保全活動を続けています。
■今回は植林地を提供して頂いた宮崎森林管理署と新しい発想で
協議した結果、我々の活動を市民のみなさんに知っていただくことで、
一般の方にも一ツ葉海岸の現状を伝えるとともに、環境への配慮を
理解してもらえたらと願いました。
■市民へのボランティア参加を呼びかけ、当日は約一○○名の参加者
が集まりました。休日だったこともあり、子どもの参加も目立ち、この記念
植樹を体験していただき、森林の役割や自然の恵みのありがたさを伝える
ことが出来たと思っております。
■また参加者には当社の関連会社(宮崎みどり製薬)が作るエコ商品、
「炭つ子」及び「森林(もり)の恵み」を参加者にプレゼントしました。
■今後、このライフサイクル活動を通し、一般の方々への環境に対する
関心度が高まってくことを願い、意欲を燃やしています。
■一ツ葉海岸保安林は約200年前に海岸内陸部の住民生活を守る
ために植栽された言われており、その規模は宮崎市・佐土原町にまたがる
民有林・県有林・国有林を合わせて約830ヘクタール(国有林約250
ヘクタール)に及んでいます。近隣にはスポーツ施設やホテルなど滞在施設の
設置に適した地域であり、宮崎市民の憩いの場として利用されています。
■今、この一ツ葉海岸は松食い虫の被害に悩まされております。
今回の植林地も松食い虫に侵された部分です。
保有する宮崎森林管理署と国の予算では限界があり、
これからは市民やボランティア団体の支援が不可欠。
わが社はもちろんのこと、今まで憶振興会や九州電力など、
たくさんの方たちの協力のもとで一ツ葉海岸の保全が成り立っています。
■これからは『みんなでつくろう一ツ葉の森』をキャッチフレーズに、
いろいろな企画を提案して行きたいと思います。
■海岸林の役割は大きく、津波被害の削減にも繋がります。
実際、先のスマトラ沖地震ではこの海岸林のおかげで多くの人々が
助かったとの報告もあります。
■我々は今こそ森林に生かされていることを自覚し、植林活動に参加する
ことで、自然への恩返しを行って行きたいと思います。
●第一建設(株):ライフサイクル活動担当係
お問い合わせ先:mail:info@daiichi-kensetsu.jp